基礎知識

本効率アップ術は、ショートカットキーとアクセスキーを使います。Windows は、もともとマウスでもキーボードでも同じ機能を実現できるように設計されています。 マウスで行なっていた操作は、ほとんどがキーボードで実現可能です。

ショートカットキーは隠しコマンドのようなもので、特定のキーの組合せで機能を実現します。たとえばメニューに出ている「開く(O) Ctrl+O」の「Ctrl+O」に該当します。この場合、Ctrl キーを押しながら"O"キーを押すことで「開く」と同じ動作をすることができます。
本サイトでは「Ctrl+"O"」と表記します。

アクセスキー Alt キーと特定文字キーの順番で、機能を指定します。「ファイル(F)」の「(F)」は、Alt キーを押しながら"F"を押すことをあらわしています。次に「開く(O)」の「(O)」を押すと、「開く」が実現できます。 つまり、Alt キーを押しながら"F"、次に"O"を押すと、「開く」が実現できるわけです。
本サイトでは「Alt+"F","O"」と表記します。

また、ショートカットを実現するための指使いについても書いてあります。 基本的には、ブラインドタッチの基本姿勢、左手の人差し指が"F"、右手の人差し指が"J"にある状態から、 最適に動けるような指使いをご紹介します。

基本操作

まずは、基本操作を覚えましょう。これだけでも、相当な使い手だと思われることでしょう。

ダイアログ内のタブ切替え(Ctrl+Tab, Ctrl+Shift+Tab)
Ctrl キーと Shift キーは左手親指で、Tab キーは左手中指で押すと良いでしょう。 設定ダイアログなどで、タブの切替を行ないます。逆順に切替える場合は Shift キーも一緒に押します。
コピー(Ctrl+"C")
Ctrl キーは左手小指、C キーは左手中指が良いでしょう。 文字、セルをコピーします。
切り取り(Ctrl+"X")
Ctrl キーは左手小指、X キーは左手中指が良いでしょう。 文字、セルを切り取ります。
貼り付け(Ctrl+"V")
Ctrl キーは左手小指、V キーは左手人差し指で良いでしょう。 文字、セルを貼り付けます。
元に戻す(Ctrl+"Z")
Ctrl キーは左手小指、Z キーは左手薬指が良いでしょう。 入力した内容、操作を元に戻します。
やり直し(Ctrl+"Y")
Ctrl キーは左手小指、Y キーは左手人差し指が良いでしょう。 直前の操作を繰り返します。また、元に戻す(Ctrl+Z)を取り消す機能もあります。
ページ移動(PageDoen)(PageUp)
右手薬指が良いでしょう。 上下にページ移動を行ないます。
ページ左右移動(Alt+PageDown)(Alt+PageUp)
Alt キーは右手親指、PageDown, PageUp キーは右手薬指が良いでしょう。 左右にページ移動を行ないます。